デジ1動画をきれいに撮りたい! : 2011年04月

デジ1動画をきれいに撮りたい!

EOS KISS X4・X5を用いてデジタル一眼動画を撮るために 必要な知識や機材の情報のブログ

2011年04月

テクニカラーがEOS用のCineStyle Picture Styleを無料配布

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4/30からCineStyle Picture Styleを無料配布開始したようです。
http://www.photographybay.com/2011/04/12/technicolors-cinestyle-for-canon-dslrs-available-april-30/
 

ダウンロードは下記から可能になってますね
VincentLaforetの解説下記

なんかもう、海外ではえらい騒ぎになってます。。。。
日本ではほとんど情報見かけませぬ。
とにかくラチュードが広く、今ある動画用の Picture StyleではNo1。
使ったほとんどの人が乗り換え表明。 

下記はSuperFlatとの比較。 既にextraflatやsuperflatから乗り換えるという人も多い模様。



下記の例、とっても解りやすい。時計に注目。CineStyleはディティールが失われていない。


ダウンロード画面(登録必要)
9a51c1f8.jpg


撮影時の設定メモ

シャープ = 0
コントラスト = -4
色の濃さ = -2
色合い = 0
ISOは160の倍数で設定(5D・7D・60Dの場合)

アンダー気味で撮影すると良いらしい。露出オーバーには弱いらしい。


撮影後、Step3のS-curve look-up table(LUT)色を入れ直すことを前提にしているので
入れ直さない場合は、むしろ使っちゃダメ。

LOGカラースペースで記録されるため、そのままでは色がおかしい。
LookUpTableで変換して初めてテクニカラーの意図した色になる。

LUTの適用には下記便利。
フリープラグインのMagic Bullet LUT Buddy 1.0

(5/13追記)上記のプラグインは、適用レンダリング時にクラッシュすることがとても多い。
現在は、Colorから直接ガンマカーブを読み込めるように別なファイルも配布しているようです。

撮った直後は下記のような感じ(撮影はEOS Kiss X4)

LookUpTable適用後

補色グレーディング

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trans_two5

ハリウッド映画のカラリスト達の間を席巻しているカラーグレーディングに
Teal and Orange(“補色グレーディング” )というものがあるそうです。

あちらの映像クリエイター達の間で論争になっていて、下記に詳細が書かれています。
http://theabyssgazes.blogspot.com/2010/03/teal-and-orange-hollywood-please-stop.html

Tealとは「暗緑色がかった青色」、Orangeは「オレンジ色」のことで
Teal and Orangeというのは、映像の画面の色調の構成を、
この2色で構成しようというもの。

人肌はいわば「オレンジ」なので、映像の登場人物を引き立たせるためには、
背景は補色の「Teal(青緑)」に染めてしまえば良いのではないか?
というカラーグレーディング手法らしい。

「トランスフォーマー2」で使われて以来、色んな映画・テレビでこぞって真似されて
狂ったように大流行したそうな。

trans_two3

上記で論争になっているのは、あまりにも極端に皆がこぞって適用していて
狂気の沙汰だという指摘。

下記の各映画の1シーンをみると、なるほど「あの感じ」はトランスフォーマー発の
流行だったのかー!って感じです。 「黒」を「青緑」に調整している。
trans_two2
ironman2
hot_tub3
hot_tub2
tron4


「Magic Bullet」シリーズを販売している REDGIANTからは、定番の「Looks」とは別に、
この補色グレーディングに特化した「Magic Bullet Mojo」まで登場。
Mojoは人肌はそのままにそれ以外をTealへ簡単に転がしてくれるという。。。

「Magic Bullet」シリーズの開発者はILM出身のStu Maschwitzさんという人で、
下記はStuさん自らが「Looks」や「Mojo」を駆使して、「トランスフォーマー2」のショットに見られる
補色グレーディングシーンに色味を一致させるやり方を教えてくれている。


下記のような元動画のトーンを
1e8a2848.jpg


下記のシーンに近づけてみる
60c7a6d1.jpg


シャドー部を青緑へ
0fca8786.jpg


ハイライト部をオレンジへ
b0d107f0.jpg


ミッドトーン部もやや青緑へ
05835e31.jpg


サチュレーションを少し上げて出来上がりw。
ea526d5a.jpg



確かに使いまくるのはどうかとは思うけど、
PCで少し色をいじってみようと思った場合は、初心者にとってはお手軽な指標になる。
少しいじると映画っぽい雰囲気出ますよ。

ついでに Stuさんのブログ:ProLost では、
下記で5DMark2での自身の撮影設定を記載してました。
http://prolost.com/blog/2009/8/3/flatten-your-5d.html

以前書いた
カラーグレーディングの記事はこちら
あとカラコレフリーソフトの記事こちら

5DMark2(7D)動画作品

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5DMark2と7Dで撮影された映像。
紹介してきた映像は、どちらかというと海外のものが多かったので、
「被写体(外人)や風景がいいんじゃないの?」とちょっと思うところもあったのですが、
これは日本の映像です。
いやー、かなりいい感じですね。。。なんでもない場所や物でも、
フレーミングやフォーカスで「意図」をもって切り取って見せると、こんなに雰囲気が出る。
やはりカメラマンの「腕」ですよね。。。。

何でもないものでも「どこをみせるか」に着眼する「審美眼」を磨きたいなと思うのでした。
 
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上記X4はボディのみより
2011.3.30時点では
なぜかレンズキットの方が安い。

EOS Kiss X5 ボディ





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